「アナタの情熱をカタチに、48時間起業力向上プログラム」
テーマ:日本の課題を起業ビジネスで解決するには?
~女性がイニシアティブをとるアイディア~
2016年7月1~3日
場所:東京
主催:JSIE x Tokyo+Acumen
協力: Women’s Startup Lab
後援:ACCJ, Temple University Japan ICAS, 日本医療政策機構
WISEサマープログラムは、「日本の課題を起業ビジネスで解決する」をテーマに掲げ、日本社会が直面している様々な社会問題の解決を目指すべく、起業家精神や専門的なスキルを持つ人々の協働により、アイデアをより具体的なものへ、また経験を共有し一緒に考えることにより、ビジネスの視点を盛り込んだ持続可能性のある取り組みへ進化させることを目的とします。
そのため、本プログラムは、現在の自分の殻を自ら破って社会を少しでも変えたいと考えている方や、社会問題の解決に強い関心を持っている方、またその解決に向けた新たな仕組み、ビジネス戦略、アプローチ等を創り出そうと考えている方、またそういった人たちと一緒に協働してみたい方を募集しました。プログラム期間中は、グループ・ディスカッションやインタラクティブなワークショップに積極的に関わりながら参加していただきました。本プログラム修了後には、JSIEのWISEフェロー・ネットワークへの参加資格が付与されました。
日本社会はさまざまな社会的課題に直面しています。「このようなモノやサービスがあれば、日本社会や地域がもっと良くなるはず」というようなアイディアを募集しました。そのようなアイディアを持つ方々は多くいらっしゃると思います。ただ、起業家精神が根付いていない日本においては、アイディアはあっても、具体化するための一歩が踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。そこで、今夏は、日本の課題を起業的アプローチから解決しようと考えている人々を応援すべく、2日半のワークショップを開催いたしました。必ずしも具体的なアイディアがなくても、グループでそういうアイディアを持つ人と協働したいという人も参加してくださいました。
起業の先進国である米国から、実際に起業をサポートしているお二人をゲストに迎え、米国の最先端のアクセラレータープログラムの要素を加味した、JSIEならではの特別なプログラムとなりました。また、JSIEおよびTokyo+Acumenのスタッフからは、“Think Global:日本の課題をグローバルに解決する”と題して、いかにグローバリゼーションが社会起業を後押ししているのか、私たちがグローバリゼーションの恩恵をどううまく使いこなせるのか、グローバリゼーションの特質、そしてそれを活かした起業の事例が示されました。そして、社会的インパクトという視点では「社会を変革する’social impact’とは何か」「課題解決において、どういった思考や行動指針が必要か」等、課題解決と事業に欠かせないものは何かを考えました。
山口県生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。ドイツ留学後、新技術開発事業団(現・科学技術振興機構)で生命科学分野の研究に携わる。1989年にアール テック・ウエノ社、96年にスキャンポ・ファーマシューティカルズ社を上野隆司氏と共同で起業。2007年には、スキャンポ社をナスダック市場に上場、翌2008年には大阪証券取引所ヘラクレス(現ジャスダック)にアールテックウエノ社を上場。2000年には若い芸術家、科学者などへの支援を行う S&R財団を設立し、特に若い社会起業家を育てるHalcyon Incubatorプログラムでは様々な面でステップアップを支援している。Forbes誌上で外国人女性として成功した起業家トップ50にランクイン。
シリコンバレーで注目の女性起業家向けアクセラレーターWomen’s Startup Lab のCEO。広島県出身。18歳で渡米、大学を卒業後、IBM、
http://www.womenstartuplab.com/ja/about.html
Westfield Consulting代表。佐賀県出身。佐賀医科大学(現佐賀大学)医学部医学科卒業。東京逓信病院にて内科レジデンスから呼吸器内科スタッフへ。その後会社設立(ヘルスケア・コミッティー㈱)、のち売却。その間臨床医を続けながら、同時に産業医、2012年に労働衛生コンサルト習得。現在一般財団法人日本メンタルケア協会ファシリテーター。現在複数社の嘱託産業医のほか、山形への僻地診療、東京での睡眠時無呼吸クリニックでの勤務も兼任。内科認定医、日本呼吸器学会所属。
株式会社エニタイムズ 代表取締役・CEO、角田千佳(つのだ・ちか)
NPO法人アスイク代表理事。1980年生まれ。福島市出身、筑波大学卒。株式会社リクルートマネジメントソリューションズのコンサルタントとして、大手企業に対する組織開発のコンサルティングに従事した後、2010年3月に独立。独立後、市民活動の先駆者である加藤哲夫氏と出会い、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンターにてソーシャルビジネスの起業支援やネットワーク形成プロジェクトを担う。震災発生直後にアスイクを設立。著書に、「3・11被災地子ども白書」(明石書店)等。NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター評議員。仙台市市民公益活動促進委員(第8期)。http://asuiku.org/
功能聡子(こうのさとこ)ARUN代表。国際基督教大学、英ロンドン・スクール・オブ・
Global Partnership Director, Women’s Startup Lab
Co-founder, Make It Creative
With a background in startup and entrepreneurship ecosystem development spanning Europe, U.S & Asia Darren has valuable insight, experience and connection to the global start-up scene. Originally from London, UK Darren has spent the past 10 years supporting innovation and entrepreneurship and has worked with numerous clients in designing programmes to encourage, support and reward innovation. He relocated to Tokyo in 2010 to continue supporting social enterprise through the Global Entrepreneurship Week network and Tohoku revitalization. Darren has contributed to innovation and entrepreneurship projects across a breadth of industries & countries. His work is focussed on strategic planning, specifically innovation programs that can have a positive social impact, or uncover hidden innovation and unleash startup potential.